昭島市の空き家の現状調査結果まとめ空き家率・戸建て実態・所有者アンケートを整理
昭島市の空き家は、いまどのくらいあり、どこで、どんな理由で増えやすいのでしょうか。この記事では、2026年7月9日時点で確認できる昭島市公式の最新公表資料をもとに、2018年の住宅・土地統計調査、2017年度の戸建て実態調査、2018年の所有者アンケート結果を分けて読み解きます。

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まず押さえたい「最新公表資料」の読み方
昭島市公式サイトの「昭島市空家等対策計画」ページは、2025年12月12日に更新されています。ただし、そこに載る主要な現状数値は、2023年3月策定の計画で整理された平成30年住宅・土地統計調査、平成29年度空家等実態調査、平成30年所有者アンケート、令和3年市民アンケートを基にしています。つまり「市の最新公表ページ」と「調査年次」は分けて読む必要があります。
空き家率 13.3%
平成30年住宅・土地統計調査ベース。昭島市の空き家率は全国水準に近く、東京都や近隣市より高めと整理されています。
戸建て空家 158戸
平成29年度の市の実態調査では、上水道が1年間使われていない戸建住宅を外観確認し、158戸を把握しています。
回答率 60.4%
平成30年の所有者アンケートは154件配布、93件回答。放置理由や困り事、支援ニーズまで見えています。
この記事では、「空き家率」と「戸建て空家の現地把握数」を混ぜずに扱います。ここが曖昧だと、実際の管理対象やリスクの見え方が大きくずれます。
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3つの調査を分けると、数字の意味が見えやすい
同じ「空き家」でも、調査によって対象が違います。昭島市の現状を見るときは、次の3つを分けて確認するのが実務的です。
表は横にスクロールできます
| 調査 | 時点 | 対象 | 主な結果 |
|---|---|---|---|
| 住宅・土地統計調査 | 平成30年調査 | 市内全体の住宅ストック | 空き家率13.3%、平成10年比で1.4ポイント上昇 |
| 空家等実態調査 | 平成29年度 | 上水道が1年間未使用の戸建住宅を現地確認 | 戸建て空家158戸を把握 |
| 所有者アンケート | 平成30年10〜11月 | 実態調査で空家等とみなされた家屋の所有者等 | 93件回答、未利用47件・物置利用20件 |
住宅・土地統計調査では、昭島市の空き家率は13.3%、平成10年比で1.4ポイント上昇と整理されています。一方、市の戸建て実態調査は「上水道が過去1年間使われていない戸建住宅」を外観確認した結果なので、直接同じ母数では比べません。
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戸建て空家158戸は、どこに多かったのか
平成29年度の市の実態調査では、戸建て空家は158戸でした。特に件数が目立つ町名として、次のエリアが並んでいます。
- 朝日町1丁目〜5丁目:9戸
- 田中町1丁目〜4丁目:9戸
- 郷地町1丁目〜3丁目:8戸
- 福島町1丁目〜3丁目:8戸
- 拝島町1丁目〜6丁目:8戸
- 緑町1丁目〜5丁目:8戸
ただし、この数字は「市内で上水道が1年間未使用だった戸建住宅をもとにした現地確認結果」です。賃貸アパートの空室や、一時的な空室まで同じように数えた数字ではありません。
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所有者アンケートで見える、昭島市の空き家の止まりやすいポイント
利用していない家が最多
利用実態では「利用していない」が47件で最多、次いで「物置・倉庫等として使用」が20件でした。
相続・介護がきっかけになりやすい
空家等になった理由は、居住者の死亡19件、長期入院・施設入所17件が中心でした。
管理はしていても活用で止まりやすい
維持管理は月1回程度が28件で最多、全体の約7割が月1回以上管理している一方、活用や処分の判断で悩んでいます。
調査を見ると、「完全放置」ばかりではありません。むしろ、定期的に見に行ってはいるが、活用・処分・リフォーム・荷物整理の判断が進まず、空き家状態が長引く構図が見えます。
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困り事と支援ニーズから見える「今やるべきこと」
昭島市のアンケートでは、金銭面、物件状態、活用方法の分からなさが主要な詰まりポイントでした。市に期待する支援も、情報提供と費用支援に集中しています。
- 解体費用や更地にした場合の税負担など、金銭面の不安
- 荷物処分やリフォームが必要で、着手しにくい
- 賃貸・売却・活用の進め方が分からず、判断が止まりやすい
- 市への期待は、買いたい人・借りたい人や専門家の紹介など情報支援が約4割
- 修繕費・解体費への助成ニーズも約3割ある
令和3年の市民アンケートでも、「現在住んでいる家の将来を考えていない」が37.5%で最多でした。空き家問題は、空き家になってからではなく、空き家になる前の段階から準備が必要だと読み取れます。
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昭島市で空き家を持つなら、現状調査からどう動くか
1. まず「建物をどうするか」を家族で決める
住み続ける、売る、貸す、しばらく保有するのどれに近いかを先に分けると、必要な管理項目が定まりやすくなります。
2. 管理の頻度と見る場所を固定する
外観、郵便受け、庭、施錠、水回りなど、毎回同じ項目を写真で比べると変化に気づきやすくなります。
3. 費用を月額管理と臨時支出に分ける
定期見回り、草刈り、修繕、税金、保険を分けて見ると、想定外の出費を減らしやすくなります。
実務では、まず最初の30日でやることで確認項目をそろえ、年間維持費で予算を見て、必要なら管理サービスで定期確認に切り替える流れが整理しやすいです。
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よくある質問
Q. 昭島市の空き家率13.3%は、すべて戸建て空家という意味ですか?
A. 違います。13.3%は平成30年住宅・土地統計調査の空き家率で、賃貸用住宅なども含む市全体の住宅ストックの数字です。戸建て空家の実態は、市の平成29年度調査で158戸と別に整理されています。
Q. なぜ空き家率と戸建て空家158戸は数字の見え方が違うのですか?
A. 調査対象と方法が違うためです。住宅・土地統計調査は国の統計で市内住宅全体を対象にし、市の実態調査は上水道が1年間使われていない戸建住宅を外観確認しています。
Q. この記事で使っている数字は最新ですか?
A. 2026年7月9日時点で確認できた昭島市公式の最新公表ページは2025年12月12日更新ですが、掲載されている主要数値は2023年3月策定の空家等対策計画に基づき、平成30年住宅・土地統計調査と平成29年度実態調査などを使用しています。
Q. 所有者はどんな支援を求めていますか?
A. 買いたい人・借りたい人、専門家、事業者、利活用情報の紹介などの情報支援が全体の約4割、修繕費・解体費の助成が約3割と整理されています。
Q. Tomoyoの空き家管理は短期契約できますか?
A. 定期管理は1年間契約です。屋外のみのライトプランと、室内の換気・通水を含むスタンダードプランから選べます。
数値は2026年7月9日に確認した昭島市公式サイトの更新済みページと、同ページで公開されている2023年3月策定の「昭島市空家等対策計画」をもとに整理しています。調査年次は平成29年度、平成30年、令和3年が混在するため、比較時は対象と時点の違いにご注意ください。
昭島市の空き家管理を、
現状整理から始めましょう
実家や所有物件の今後をまだ決めきれていない場合も、まず現地の状態と必要な確認範囲を整理するところから進められます。定期管理は1年間契約です。
